2月28日(月)
ひつ月の幕が下りました。お芝居の最後幕が下りると普段は柝(チョーン)と入るのですが、今日はチョンチョンチョン、、、、、、、、チョーンと幕が下りていくときになって、舞台上で目がウルウルしてしまいました。今月は本当に体力的な部分でぎりぎりで、途中でだめかも知れないと、考えてしまうほどでした。夜間病院に行ったり、帰る途中で救急車で運ばれたりと色々あった公演でした。でも座組みの幕内は川中座長のお人柄のまま、とても明るく楽しい楽屋でした。今回は事故後初めての公演であり、事務所の万台など色々あり、新生徳永しのぶの誕生となれた気がしました。
2月27日(日)
いじめられた〜〜〜
衣装を着替えるとき衣裳部屋へ自分の衣装を、衣裳部屋の廊下にある棚から自分の衣装を持って衣装部屋に入って、気付けをしていただくのですが、今回は帯が全部作り帯で、胴に巻くものと後ろの結び目が別れています。衣装とその帯を持っていくのだけれど、この二日ほど、3つあるのだけれど、結び目のほうを間違えて二回持っていってしまいました。皆に笑われたので今日こそはと、二つをしっかり違うと認識して、自信満々で「今日は間違てないです」と言ってお衣装さんに渡したら「違う〜〜」と言われたので「間違いない、ちゃんと確認してきたもの」と言ったら、どうやら楽屋の同室の沢木蘭野さんが自分のものと入れ替えていたらしい。柄が同じで色が紺と青の違いでそっくり。またまた大笑いをされてしまった。見分けられなかった自分が悔しい〜〜〜「蘭蘭、いつか仕返しを〜〜」
2月00日
今回はリアルタイムで日記がかけなかった。
最終稽古のとき演出の山田先生より、皆様に一言と「今日まで色々苦労してここまで仕上げてきました。本番に入り、お客様や他の役者さんなどが見て、色色な意見が出てくると思う。でも一度しか見てない人の意見に惑わされて勝手に芝居を変えないで欲しい。僕たちで作り上げてきたものだから」と。何だかとても嬉しくなりました。細かい演出で追い込まれていくような気分になりながら頑張って先生についてきた役者たち。この一言で連帯感jが出た気がする。
その先生が27日の打ち上げには次の作品の為に出席できなかったけれど、お手紙がありました。「若い役者諸君へ。稽古ではいろいろ言ってきたが、本番に入り日々変わっていく君たちを見て嬉しかった」この若手に私が入るのかどうかは判らないけれど、たぶん私もその中の一人に入れて頂けてるだろうと思い嬉しかった。
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