1984年 いのちある日に(江田島海軍兵学校物語)
作・高橋玄洋  演出・松浦竹夫
おふた方とも海軍兵学校の出身です。
「戦時中の若者たちが如何に苦しみながら殉じていったか、その姿を語り継いでいくのは、
当時を知る者の義務だと思う。
その辺のところを汲み取って頂けたらと願わずにはいられない。
「若い人たちに、反戦の覚悟を強く持ってもらうためにも、
この作品を”いのちある限り”上演してゆこうと思っている」と、パンフレットに書かれている。

この作品は劇団テアトロ海の代表作である。
旗揚げから含めて何回も上演されている
商業演劇でも「あの海の果て」という題で1972年8月 明治座 舟木一夫主演で上演されている


私自身、養成所の公演も入れて3,4回は出演しています。
役は出征兵士を送る姉、特攻基地の料理屋の芸者、他

戦時下の貴重なタバコを取り合い相撲をする二人。

明るく特攻隊を見送ろうと努力している、女たち。

右が私。

舞台稽古。

緞帳が開いてまもなく舞台に駆け上がりだめだしをされる松浦先生。

左後ろ向き真ん中で泣きそうな顔の私