1992年 お吟さま
原作・今 東光  脚本・有高扶桑  演出・松浦竹夫

私の劇団での最後の作品。
そして、松浦先生から受けた最後の演出。

あらすじ
桃山時代、千利休の娘お吟は天下人秀吉の権威をかさにきた強引な恋慕にも屈せず、心に決めたキリシタン大名高山右近への愛を貫く。
淀君、石田三成の陰謀ーー秀吉と利休との対決。
時代を越えて女性達の心の奥に生き続ける、ひとつの愛の形。

私は憎々しい淀君を演じました。
先生は病気をされ車椅子での演出でした。

せまい、新宿モリエールで時代劇。それもかなり大勢の出演者。衣装もかつらも自分たちで着せあいましたね
舟木さんが見にいらして下さって、君にはこういう悪役を
将来目指して勉強した方がいいよ、と言ってくれました