2006年2月 御園座創立111年記念「松井誠公演」

新章・美空ひばり物語
不死鳥伝説

脚本・佐藤万里、黒木 六、  演出・北村文典

終戦後、美空ひばりにあこがれる親子は
「美空ひはり一座」を立ち上げる
数年がたち姉弟(勘太郎―松井)でひばり役を演じわけ人気が出る
そんな時姉は、芝居と恋の板ばさみに合い、
母による女の幸せを願う厳しい言葉で座を抜け出す
そのような非常事態に、本物の美空ひばりが舞台を見に来る
叱られるかと思っていたら励ましの言葉を残し去る

芝居の中に一座のショーが入り
3幕は病を押してショーを続ける勘太郎
最後は不死鳥のように旅立っていく

この中で私は勘太郎の姉の恋した、呉服屋の息子の母
子供を成したが、姉のことは気に入らないので子供を取り上げる
そこへ勘太郎が、返してほしいと、お願いに来る
な、なんと座長(誠さん)が私の前に土下座をして、最後はあざ笑う
という、恐ろしい役だった



左は番頭役の堀聡志さん、真ん中座長、右は私




左は座長、真ん中私、右は園井さん