平成18年8月御園座


2007年2月御園座

作・小野田 勇
演出・三木のり平
補綴、演出・吉本哲雄

一部・五木ひろし公演「石松初恋旅」

二部・ザ・シンフォニックコンサート2007



「石松初恋旅」は御存じ物、森の石松のお話であるが
今回の目玉は座長(五木さん)が石松と次郎長の二役

そして

金毘羅参り行きの船で出会う、次郎長一家を誇りげに浪々と語る
若い衆が細川ふみえさんである
石松はご存知の通り途中で命を落としてしまうが
次郎長、その他の力添えで、石松の仇を果たすのである

今回の大仕事は
細川ふみえさんの、メイク着付け、楽屋の雰囲気など
面倒見てほしいと頼まれたことだった

もちろん付人はいるんだけれど、それでは無理なのでと、
プロデューサーからじかに頼まれ、お稽古場から劇場に入って
舞台稽古お休みの日まで、楽屋に通った

衣装さんに「あんたがいてくれれば心強いや」と言われ
「いや、本来なら、いま、ここに付人がいるはずなんですが
自分の着付けに行ってしまいました」とか
ふみえちゃんのメイクをしていると、何の挨拶もなく誰かが入ってくる
振向くと座長である
「ここをこうして、こうやって」と

はは〜〜〜〜

おかげで何度かプロデューサーや演出部に、飲み屋さんに連れて行ってもらったけれど

この担当プロデューサー、この数年ずっと私をキャスティングしていてくれて
千穐楽の挨拶の時も、「この借りは、次回お返しします」といわれ名古屋を後にしたが
その二つき後、病気でお亡くなりになったと聞いてびっくり


今までありがとうございました。
ゆっくりお休みください
合掌



私の役は、次郎長一家が出入りする料理屋青木屋の女将、おひろで
若い衆は、借金があって怖い存在の人物

照明さんがお稽古を見て、この役にはピンスポットを当てなければいけないと
思ってくださったという後日談を聞き、うれしかった




女将・おひろ




そのあと、次郎長一家の出入りで、人数が足りなく女性も借り出されるが
男性から並んできて最後に女性が5人ほど並ぶので
背の小ささや、歩き方で客席から笑が起きてしまう
でも、それが私までは男性と思っているらしい

何度か話し合い、男女要り混ぜて歩くことにした
残念ながらその写真も不明である。。。。とったはずなのに〜〜〜〜〜〜
三度笠かぶりカッパにパッチに、手甲脚半。。。
かっこよかったのにな〜〜〜〜自画自賛